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練習問題 その2

問1  日本国憲法に関する記述のうち,誤っているのはどれか。

日本国憲法は,国民主権主義,平和主義,人権の尊重主義である。
国民主権主義は,国家の統治作用を最終的に判断するのは国民であるという意味である
国民主権主義の例外として天皇制があり,象徴としての天皇制をとっている。
平和主義を憲法の前文で宣言しているが,同様に憲法で平和主義を宣言している国が多い。
憲法の前文では,制定の趣旨や基本原則が述べられている。

問2  国民主権主義に関する記述のうち,誤っているのはどれか。

国民主権主義の発現は,国民が憲法制定者であることを発現している。
国民主権主義の発現は,国民間接の権利としての憲法改正権が規定されている。
国民主権主義の発現は、国会議員の選挙、最高裁判所裁判官の国民審査がある。
国民主権主義の発現は,公務員の任免権がある
国民主権主義の発現は,国会中心主義もある。

問3  次は,刑法上の「人」に関する記述であるが,誤りはどれか。

生命・身体に対する罪の客体は「人」である。それは自然人に限られ刑法上どの罪においても法人は客体に含まれない。
殺人罪における客体は「他人」に限られ「自分」は含まない。
出生前の「胎児」そのものが客体となるのは堕胎罪の場合だけである。
人の始期である出生の時期について通説・判例では「一部露出説」がとられていて,通常へその緒を切断した時点と考えられている。
親の自殺に子供を道連れにするいわゆる無理心中は,単に殺人罪を形成するのみである。

問4  次は,罪数に関する記述であるが,誤りはどれか

同一の殺意の下に一人の殺害者に対して何度も試みられた殺害行為は,数個の殺人罪で観念的競合となる。
一個の行為により財物と利益の両方を得た場合は,包括して一個の詐欺罪が成立する。
電子計算機器使用詐欺罪を行った結果,一定の預金残高の記録を得てその後現金を引き出した場合は包括一罪である
恐喝罪において,一つの行為により財物と利益の両方を得た場合は,包括して一個の恐喝罪である。
盗品等に関する罪で,有償処分の斡旋(牙保)の場合,情を知らない買主から代金を受け取るのは別に詐欺罪も構成する。

問5  次の罪のうち,具体的危険犯に当たるものはどれか。

遺棄罪
脅迫罪
放火罪
名誉毀損罪
騒乱罪

問6  次は,薬物の種類と試薬を列挙し,その予試験反応について記述したものであるが,誤りはどれか

  覚せい剤………シモン試薬………青色か青藍色
コカイン………コカイン試薬………一液はライトブルー色,二液は淡いピンク色,三液は上層がピンク色,下層がライトブルー色
 ヘロイン………マルキース試薬………紫色
LSD………マルキース試薬………レンガ色
大麻………大麻試薬………紫色から青紫色

問7  次は,少年の福祉を害する犯罪についての記述であるが,誤りはどれか。

 風俗営業者は,営業所内で18歳未満の者に客の接待をさせてはならない。
使用者は,満18歳未満の者を午後10時から午前5時までの間において使用してはならない。
何人も,15歳未満の児童を道路上において遊芸を業務としてさせてはならない。
何人も,18歳未満の児童に淫行をさせてはならない。
何人も,満20歳に満たない少年が飲用することを知って、酒類を販売してはならない。

答え