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● 特徴
1 刑法総論の重要問題を網羅
豊富な具体的事例による演習方式によって刑法総論の重要問題を解説。
2 丁寧・わかりやすい解説
解釈の基本的立場は、おおむね判例・通説の立場を採用し、わかりやすく解説。
3 豊富な裁判例
最近の最高裁判例から下級審のものまで出典を明らかにしたうえ豊富に掲載。
● はしがき
実務刑事法全四冊のうち、3の『刑事訴訟法上』、4の『刑事訴訟法下』に引き続き、その2としてこの『刑法各論』を世に出すことになった。内容は、もっぱら実務と理論との調和の立場から、実例を中心に記述されていることは、他の場合と同様である。
刑事司法・警察の実務にたずさわる諸氏の執務、あるいは資格試験のための勉強ないし部内の研修に少しでも役立つことを念願している。
なお、登載判例は、昭和48年9月末まで著者が参照することができた公・私刊の資料によった。
昭和48年9月 安西 温
● 改訂版はしがき
前回の平成22年改訂は、被逮捕者、被勾留者等の未決拘禁者等の処遇や留置施設の設置根拠等を盛り込んだ「刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律」(平成18年法律58号)が施行され、さらに危険運転致死傷罪の対象拡大、自動車運転過失致死傷罪の内容とする刑法の一部改正(平成19年法律54号)等に伴うものであった。
今回の改訂では、その後、近年のサイバー犯罪等情報処理の高度化に伴う犯罪及び強制執行を妨害する犯罪に対処するために刑法等が改正されたため(平成23年法律74号)、同法改正を盛り込むとともに、最近の主要な判例にもできるかぎり触れるようにし、内容を最新のものにするよう心がけた。
平成24年3月 河村 博
● 総目次
第1編 個人的法益を害する罪
第1章 生命・身体に対する罪
1 殺人の罪(その1)-殺人罪の類型、謀殺と故殺、殺意の立証
2 殺人の罪(その2)-殺人罪の客体としての人の意義、胎児が人になる時期、人の終期(死の時期)
3 殺人の罪(その3)-殺人予備罪
4 殺人の罪(その4)-自殺関与罪
5 殺人の罪(その5)-嘱託殺人罪・承諾殺人罪
6 暴行・傷害の罪(その1)-刑法における暴行の概念
7 暴行・傷害の罪(その2)-暴行罪
8 暴行・傷害の罪(その3)-傷害罪(一)-傷害の意義
9 暴行・傷害の罪(その4)-傷害罪(二)-暴行による傷害と暴行によらない傷害
10 暴行・傷害の罪(その5)-傷害罪(三)-傷害罪の性質(結果的加重犯か否か)
11 暴行・傷害の罪(その6)-傷害致死罪
12 暴行・傷害の罪(その7)-傷害助勢罪
13 暴行・傷害の罪(その8)-傷害の同時犯の特例
13の2 暴行・傷害の罪(その8の2)-危険運転致死傷罪
14 暴行・傷害の罪(その9)-凶器準備集合罪(一)-共同加害の目的、凶器の準備、集合
15 暴行・傷害の罪(その10)-凶器準備集合罪(二)-共犯、罪数
16 暴行・傷害の罪(その11)-凶器準備結集罪
17 暴行・傷害の罪(その12)-「暴力行為等処罰に関する法律」における集団的暴行等(一)-団体・多衆の威力
18 暴行・傷害の罪(その13)-「暴力行為等処罰に関する法律」における集団的暴行等(二)-共同暴行等
19 暴行・傷害の罪(その14)-「暴力行為等処罰に関する法律」における銃砲刀剣類使用の傷害
20 暴行・傷害の罪(その15)-「暴力行為等処罰に関する法律」における常習的傷害・暴行等
21 過失致死傷の罪(その1)-過失致死傷罪と重過失致死傷罪
22 過失致死傷の罪(その2)-業務上過失致死傷罪(一)-業務の性質、継続性と危険性
23 過失致死傷の罪(その3)-業務上過失致死傷罪(二)-業務と免許
24 過失致死傷の罪(その4)-業務上過失致死傷罪(三)-業務の範囲等
25 過失致死傷の罪(その5)-自動車運転過失致死傷罪
25の2 過失致死傷の罪(その5の2)-業務上過失致死傷罪(三の二)-裁量的刑の免除
26 過失致死傷の罪(その6)-業務上過失致死傷罪(五)-警察官のけん銃取扱いと業務上過失致死傷罪
27 過失致死傷の罪(その7)-業務上過失致死傷罪(六)-胎児性致死傷の問題
28 堕胎の罪(その1)-堕胎罪の類型、堕胎の意義-自己堕胎罪
29 堕胎の罪(その2)-同意堕胎罪、不同意堕胎罪、堕胎致死傷罪
30 堕胎の罪(その3)-業務上同意堕胎罪、人工妊娠中絶
31 遺棄の罪(その1)-遺棄の意義-単純遺棄罪
32 遺棄の罪(その2)-保護責任者遺棄罪(一)-保護責任
33 遺棄の罪(その3)-保護責任者遺棄罪(二)-交通事故の重傷被害者等の遺棄
34 遺棄の罪(その4)-遺棄致死傷罪-遺棄致死罪における遺棄と死亡との因果関係
第2章 自由に対する罪
35 逮捕・監禁の罪(その1)-逮捕罪
36 逮捕・監禁の罪(その2)-監禁罪(一)-監禁の意義、逮捕と監禁との関係
37 逮捕・監禁の罪(その3)-監禁罪(二)-自由剥奪の程度。監禁と強姦
38 逮捕・監禁の罪(その4)-違法性のない逮捕・監禁。現行犯人の逮捕と実力行使
39 逮捕・監禁の罪(その5)-違法性のある逮捕・監禁。違法な懲戒行為・制縛行為
40 逮捕・監禁の罪(その6)-逮捕監禁致死傷罪
41 脅迫の罪(その1)-脅迫罪(一)-構成要件。脅迫の意義
42 脅迫の罪(その2)-脅迫罪(二)-脅迫と警告・「いやがらせ」。吉凶禍福の説示
43 脅迫の罪(その3)-脅迫罪(三)-第三者により実現されるべき害悪の通知による脅迫
44 脅迫の罪(その4)-脅迫罪(四)-村八分
45 脅迫の罪(その5)-強要罪(一)-行為の強制
46 脅迫の罪(その6)-強要罪(二)-権利の妨害
47 脅迫の罪(その7)-強要罪(三)-脅迫・暴行・不法監禁・公務執行妨害の各罪との関係
48 脅迫の罪(その8)-「暴力行為等処罰に関する法律」における集団的または常習的面会強請・強談威迫
49 略取・誘拐の罪(その1)-略取と誘拐の意義-未成年者拐取罪
50 略取・誘拐の罪(その2)-営利目的拐取罪
51 略取・誘拐の罪(その3)-わいせつ目的拐取罪・結婚目的拐取罪
52 略取・誘拐の罪(その4)-所在国外移送目的拐取・人身売買・所在国外移送罪
53 略取・誘拐の罪(その5)-拐取幇助・被拐取者収受罪
54 略取・誘拐の罪(その6)-身の代金目的拐取罪(一)-身の代金目的の拐取
55 略取・誘拐の罪(その7)-身の代金目的拐取罪(二)-拐取者の身の代金取得・要求
56 略取・誘拐の罪(その8)-身の代金目的拐取罪(三)-身の代金目的の拐取幇助、身の代金目的の被拐取者収受、収受者の身の代金要求
57 略取・誘拐の罪(その9)-身の代金目的拐取罪(四)-身の代金目的の拐取予備
58 略取・誘拐の罪(その10)-身の代金目的拐取罪(五)-解放減軽(被拐取者の解放による刑の必要的減軽
第3章 私生活の平穏に対する罪
59 住居を侵す罪(その1)-客体としての住居・邸宅
60 住居を侵す罪(その2)-客体としての建造物と囲繞地
61 住居を侵す罪(その3)-公共的建造物に対する建造物侵入罪の成否
62 住居を侵す罪(その4)-狭義の住居侵入罪-「正当な理由がないのに」と侵入の意義、立入りに対する推定的承諾
63 住居を侵す罪(その5)-不退去罪
64 秘密を侵す罪(その1)-信書開封罪
65 秘密を侵す罪(その2)-秘密漏示罪(一)-秘密と漏示の意義
66 秘密を侵す罪(その3)-秘密漏示罪(二)-公務員法上の秘密漏示
第4章 名誉・信用・業務に対する罪
67 名誉を害する罪(その1)-名誉の意義
68 名誉を害する罪(その2)-名誉の主体、死者の名誉
69 名誉を害する罪(その3)-名誉毀損罪(一)-事実の適示(1)-事実の具体性と被害者の特定
70 名誉を害する罪(その4)-名誉毀損罪(二)-事実の適示(2)-具体的事実の暗示。文書頒布による名誉毀損
71 名誉を害する罪(その5)-名誉毀損罪(三)-事実適示の公然性(1)-不特定多数人と不特定少数人
72 名誉を害する罪(その6)-名誉毀損罪(四)-事実適示の公然性(2)-特定多数人と特定少数人
73 名誉を害する罪(その7)-名誉毀損罪(五)-事実の証明による不処罰(1)-事実の公共性と目的の公益性
74 名誉を害する罪(その8)-名誉毀損罪(六)-事実の証明による不処罰(2)-犯罪行為に関する事実、公務員または公選による公務員の候補者に関する事実の特則
75 名誉を害する罪(その9)-名誉毀損罪(七)-事実の証明による不処罰(3)-真実の証明の意義
76 名誉を害する罪(その10)-名誉毀損罪(八)-事実の証明による不処罰(4)-人の噂であるからという表現を用いて名誉を毀損した場合の事実証明の対象
77 名誉を害する罪(その11)-名誉毀損罪(九)-事実の証明による不処罰(5)-不処罰の法的性質-真実性の誤信と犯罪の成否
78 名誉を害する罪(その12)-侮辱罪-名誉毀損罪との区別
79 名誉を害する罪(その13)-告訴権者
80 信用・業務を害する罪(その1)-信用毀損罪
81 信用・業務を害する罪(その2)-業務妨害罪
82 信用・業務を害する罪(その3)-威力業務妨害罪(一)-威力の意義と態様
83 信用・業務を害する罪(その4)-威力業務妨害罪(二)-業務の妨害の態様
84 信用・業務を害する罪(その5)-威力業務妨害罪(三)-公務執行妨害罪との関係
85 信用・業務を害する罪(その6)-電子計算機損壊等業務妨害罪
第5章 財産に対する罪
86 窃盗の罪(その1)-財物の意義(一)-財物と有体性、管理可能性説
87 窃盗の罪(その2)-財物の意義(二)-経済的価値
88 窃盗の罪(その3)-財物の意義(三)-禁制品の財物性
89 窃盗の罪(その4)-窃盗罪(一)-財物の占有(1)-握持を離れた物と占有
90 窃盗の罪(その5)-窃盗罪(二)-財物の占有(2)-置き忘れていた物の占有。窃盗罪と遺失物横領罪との関係
91 窃盗の罪(その6)-窃盗罪(三)-財物の占有(3)-死者の占有
92 窃盗の罪(その7)-窃盗罪(四)-財物の占有(4)-他人の占有と自己の占有-窃盗罪と横領罪の関係(イ)
93 窃盗の罪(その8)-窃盗罪(五)-財物の占有(5)-他人の占有と自己の占有-窃盗罪と横領罪の関係(ロ)
94 窃盗の罪(その9)-窃盗罪(六)-財物の占有(6)-他人占有の自己所有物と窃盗罪-窃盗罪の保護法益
95 窃盗の罪(その10)-窃盗罪(七)-不法領得の意思(1)-使用窃盗(イ)
96 窃盗の罪(その11)-窃盗罪(八)-不法領得の意思(2)-使用窃盗(ロ)
97 窃盗の罪(その12)-窃盗罪(九)-不法領得の意思(3)-自動車の占有侵害と隠匿・毀棄
98 窃盗の罪(その13)-窃盗罪(一〇)-搾取の意義、搾取の既遂時期(1)
99 窃盗の罪(その14)-窃盗罪(一一)-窃盗の既遂時期(2)
100 窃盗の罪(その15)-窃盗罪(一二)-パチンコ玉の不正取得と窃盗罪
101 窃盗の罪(その16)-窃盗罪(一三)-常習累犯窃盗と常習特殊窃盗
102 窃盗の罪(その17)-不動産侵奪罪(一)-構成要件
103 窃盗の罪(その18)-不動産侵奪罪(二)-不法領得の意思に基づく新たな自己占有の設定
104 窃盗の罪(その19)-親族相盗罪(一)-適用範囲
105 窃盗の罪(その20)-親族相盗罪(二)-親族相盗例に関する錯誤
106 強盗の罪(その1)-強盗罪(一)-構成要件
107 強盗の罪(その2)-強盗罪(二)-暴行・脅迫の程度(1)-強盗罪と恐喝罪の区別
108 強盗の罪(その3)-強盗罪(三)-暴行・脅迫の程度(2)-反抗抑圧と強盗の既遂・未遂
109 強盗の罪(その4)-強盗罪(四)-暴行・脅迫の程度(3)-「ひったくり」と強盗罪
110 強盗の罪(その5)-強盗罪(五)-強取-暴行・脅迫と財物奪取との因果関係
111 強盗の罪(その6)-強盗罪(六)-強盗罪の着手時期と既遂時期
112 強盗の罪(その7)-強盗罪(七)-不法利得強盗(1)-いわゆる自動車強盗の典型
113 強盗の罪(その8)-強盗罪(八)-不法利得強盗(2)-無銭飲食詐欺との関係
114 強盗の罪(その9)-事後強盗罪(一)-構成要件。いわゆる「居直り強盗」との異同
115 強盗の罪(その10)-事後強盗罪(二)-既遂と未遂、暴行・脅迫と窃盗との時間的・場所的接着
116 強盗の罪(その11)-昏睡強盗罪
117 強盗の罪(その12)-強盗致死傷罪(一)-主体たる「強盗」の意義
118 強盗の罪(その13)-強盗致死傷罪(二)-暴行と致死傷との関連性
119 強盗の罪(その14)-強盗致死傷罪(三)-強盗致死傷罪における傷害
120 強盗の罪(その15)-強盗殺人罪(一)-構成要件
121 強盗の罪(その16)-強盗殺人罪(二)-強盗致死罪と強盗殺人罪の区別、強盗殺人未遂の適条
122 強盗の罪(その17)-強盗殺人罪(三)-不法利得強盗殺人における不法利得の取得、債権者の殺害
123 強盗の罪(その18)-強盗致死罪と強盗殺人罪における共犯の責任
124 強盗の罪(その19)-強盗強姦罪(一)-構成要件
125 強盗の罪(その20)-強盗強姦罪(二)-強盗の機会における強姦と強姦の機会における強盗
126 強盗の罪(その21)-強盗強姦罪(三)-強盗強姦致死罪と強盗強姦殺人罪
127 強盗の罪(その22)-強盗予備罪
128 恐喝の罪(その1)-恐喝罪(一)-構成要件
129 恐喝の罪(その2)-恐喝罪(二)-恐喝行為(1)-告知する害悪の性質、財物要求の方法
130 恐喝の罪(その3)-恐喝罪(三)-恐喝行為(2)-それじたい合法的な処置を内容とする恐喝
131 恐喝の罪(その4)-恐喝罪(四)-恐喝行為(3)-恐喝の一方法としての暴行
132 恐喝の罪(その5)-恐喝罪(五)-恐喝行為(4)-恐喝手段と欺罔手段の併用、公務員の職務権限乱用による恐喝
133 恐喝の罪(その6)-恐喝罪(六)-喝取
134 恐喝の罪(その7)-恐喝罪(七)-無理に買い取る行為と無理に売りつける行為、恐喝罪における財産的損害の発生の要否
135 恐喝の罪(その8)-恐喝罪(八)-恐喝罪と強盗罪(1)-その区別
136 恐喝の罪(その9)-恐喝罪(九)-恐喝罪と強盗罪(2)-接続する機会になされた恐喝と強盗
137 恐喝の罪(その10)-恐喝罪(一〇)-不法利得恐喝
138 恐喝の罪(その11)-権利行使と恐喝罪
139 詐欺の罪(その1)-詐欺罪(一)-構成要件
140 詐欺の罪(その2)-詐欺罪(二)-欺罔
141 詐欺の罪(その3)-詐欺罪(三)-騙取(1)-財産的処分行為(イ)-欺罔手段を用いた窃盗罪と詐欺罪との区別
142 詐欺の罪(その4)-詐欺罪(四)-騙取(2)-財産的処分行為(ロ)-欺罔手段による自動販売機の商品取得。籠抜け詐欺と籠抜け窃盗
143 詐欺の罪(その5)-詐欺罪(五)-騙取(3)-財産的処分行為(ハ)-パチンコ玉の不正使用と詐欺罪
144 詐欺の罪(その6)-詐欺罪(六)-騙取(4)-財産的処分行為(ニ)-被欺罔者と処分行為者との不一致。いわゆる訴訟詐欺
145 詐欺の罪(その7)-詐欺罪(七)-不法原因給付と詐欺罪の成否。財産的損害発生の要否
146 詐欺の罪(その8)-詐欺罪(八)-クレジットカードの不正使用と詐欺罪
147 詐欺の罪(その9)-詐欺罪(九)-着手および既遂の時期。いわゆる保険金詐欺
148 詐欺の罪(その10)-不法利得詐欺罪(一)-財産的処分行為に基づく利益の取得
149 詐欺の罪(その11)-不法利得詐欺罪(二)-無銭飲食(1)-無銭飲食による1項詐欺。1項詐欺にも2項詐欺にもならない無銭飲食
150 詐欺の罪(その12)-不法利得詐欺罪(三)-無銭飲食(2)-2項詐欺無銭飲食の典型的事例
151 詐欺の罪(その13)-不法利得詐欺罪(四)-無線宿泊
152 詐欺の罪(その14)-不法利得詐欺罪(五)-タクシーの無賃乗車
153 詐欺の罪(その15)-不法利得詐欺罪(六)-電車・汽車の無賃乗車(1)
154 詐欺の罪(その16)-不法利得詐欺罪(七)-電車・汽車の無賃乗車(2)
155 詐欺の罪(その17)-権利行使と詐欺罪
156 詐欺の罪(その18)-詐欺罪か不可罰的事後行為か(一)-詐取による新法益の侵害
157 詐欺の罪(その19)-詐欺罪か不可罰的事後行為か(二)-搾取した持参人払式小切手の現金化
158 詐欺の罪(その20)-電子計算機使用詐欺罪
159 詐欺の罪(その21)-準詐欺罪
160 横領・背任の罪(その1)-単純横領罪(一)-性質・構成要件
161 横領・背任の罪(その2)-単純横領罪(二)-自己占有の基礎としての委託信任関係(1)-委託信任関係の発生原因
162 横領・背任の罪(その3)-単純横領罪(三)-自己占有の基礎としての委託信任関係(2)-不法原因給付と横領罪
163 横領・背任の罪(その4)-単純横領罪(四)-不動産の所有名義と占有。不動産の二重売買と横領罪
164 横領・背任の罪(その5)-単純横領罪(五)-委託金の横領
165 横領・背任の罪(その6)-単純横領罪(六)-不法領得の意思。総裁権の行使
166 横領・背任の罪(その7)-単純横領罪(七)-横領の着手と既遂時期
167 横領・背任の罪(その8)-単純横領罪(八)-欺罔手段による横領における横領罪と詐欺罪との関係。横領後の領得行為
168 横領・背任の罪(その9)-業務上横領罪(一)-業務の意義、業務上保管金と非業務上保管金との一括横領
169 横領・背任の罪(その10)-業務上横領罪(二)-業務上横領罪と権利行使。集金詐欺と業務上横領
170 横領・背任の罪(その11)-業務上横領罪(三)-委託証拠金充用証券の処分と業務上横領罪の成否
171 横領・背任の罪(その12)-業務上横領罪(四)-行政庁における予算流用と業務上横領罪の成否
172 横領・背任の罪(その13)-遺失物横領罪
173 横領・背任の罪(その14)-占有離脱物横領罪
174 横領・背任の罪(その15)-背任罪(一)-構成要件
175 横領・背任の罪(その16)-背任罪(二)-自己若しくは第三者の利益を図る目的、本人に損害を加える目的
176 横領・背任の罪(その17)-背任罪(三)-財産上の損害の発生
177 横領・背任の罪(その18)-背任罪(四)-不動産の二重抵当と背任罪
178 横領・背任の罪(その19)-背任罪と横領罪との関係
179 盗品等の罪(その1)-盗品等の意義(一)-財産犯罪により取得された財物
180 盗品等の罪(その2)-盗品等の意義(二)-本犯の犯罪の成否と盗品等に関する罪
181 盗品等の罪(その3)-盗品等の意義(三)-横領罪による賍物
182 盗品等の罪(その4)-盗品等の意義(四)-賍物の処分と不可罰的事後行為、賍物の同一性
183 盗品等の罪(その5)-盗品等の無償譲受け、有償譲受け、保管、運搬、処分あっせん罪
184 盗品等の罪(その6)-賍物性の知情
185 盗品等の罪(その7)-窃盗の共犯との関係。賍物性の知情の立証
186 盗品等の罪(その8)-親族関係と盗品等に関する罪
187 毀棄・隠匿の罪(その1)-公用文書毀棄罪(一)-公用文書の意義
188 毀棄・隠匿の罪(その2)-公用文書毀棄罪(二)-交通切符の毀棄
189 毀棄・隠匿の罪(その3)-公用文書毀棄罪(三)-公務所の用に供する電磁的記録の毀棄
190 毀棄・隠匿の罪(その4)-私用文書毀棄罪
191 毀棄・隠匿の罪(その5)-建造物損壊罪・艦船損壊罪
192 毀棄・隠匿の罪(その6)-器物損壊等
193 毀棄・隠匿の罪(その7)-境界損壊罪
194 毀棄・隠匿の罪(その8)-信書秘匿罪
第2編 社会的法益を害する罪
第1章 公共の平穏に対する罪
195 騒乱の罪(その1)-騒乱罪(一)-構成要件
196 騒乱の罪(その2)-騒乱罪(二)-多衆の共同意思
197 騒乱の罪(その3)-騒乱罪(三)-騒乱罪の処罰-騒乱関与者の類型(首謀者・指揮者・率先助勢者・付和随行者)
198 騒乱の罪(その4)-多衆不解散罪
199 放火・失火の罪(その1)-放火罪の客体
200 放火・失火の罪(その2)-放火(一)-「放火して」の意義、放火の実行の着手
201 放火・失火の罪(その3)-放火(二)-放火の予備と実行の着手
202 放火・失火の罪(その4)-放火(三)-放火の故意。目的物の一部に対する故意
203 放火・失火の罪(その5)-焼損(一)-「焼損」の意義、放火の既遂時期
204 放火・失火の罪(その6)-焼損(二)-独立燃焼説による焼損の要件
205 放火・失火の罪(その7)-放火の個数と罪数
206 放火・失火の罪(その8)-現住建造物等放火罪(一)-客体(1)-「現に人が住居に使用」と「現に人がいる」の意味
207 放火・失火の罪(その9)-現住建造物等放火罪(二)-客体(2)-建造物の一部が「現に人が住居に使用」している場合、建造物の一部に「現に人がいる」場合
208 放火・失火の罪(その10)-現住建造物等放火罪(三)-放火の実行の着手と未遂
209 放火・失火の罪(その11)-現住建造物等放火罪(四)-抽象的危険犯と故意
210 放火・失火の罪(その12)-非現住建造物等放火罪(一)-他人所有の非現住建造物等の焼損-一家みな殺しと放火-故意
211 放火・失火の罪(その13)-非現住建造物等放火罪(二)-自己所有の非現住建造物等の焼損-具体的危険犯と故意
212 放火・失火の罪(その14)-建造物等以外放火罪
213 放火・失火の罪(その15)-延焼罪
214 放火・失火の罪(その16)-消火妨害罪
215 放火・失火の罪(その17)-失火罪
216 放火・失火の罪(その18)-重失火罪
217 放火・失火の罪(その19)-業務上失火罪
218 放火・失火の罪(その20)-激発物破裂罪・ガス等漏出罪
219 出水・水利の罪(その1)-浸害罪・出水危険罪
220 出水・水利の罪(その2)-水防妨害罪・過失浸害罪
221 出水・水利の罪(その3)-水利妨害罪
222 往来妨害の罪(その1)-往来妨害(致死傷)罪
223 往来妨害の罪(その2)-船車往来危険罪
224 往来妨害の罪(その3)-船車転覆罪
225 往来妨害の罪(その4)-船車の転覆と人の死傷(一)-刑法126条2項
226 往来妨害の罪(その5)-船車の転覆と人の死傷(二)-刑法126条3項の準用
227 往来妨害の罪(その6)-過失往来危険罪・業務上過失往来危険罪
第2章 公衆の健康に対する罪
228 飲料水に対する罪(その1)-浄水汚染罪・浄水毒物混入罪
229 飲料水に対する罪(その2)-水道汚染罪・水道毒物混入罪
230 飲料水に対する罪(その3)-水道損壊罪
第3章 経済的秩序に対する罪
231 通貨偽造の罪(その1)-通貨偽造・変造罪(一)-通貨および偽造・変造の意義
232 通貨偽造の罪(その2)-通貨偽造・変造罪(二)-偽造の程度。偽造と模造
233 通貨偽造の罪(その3)-通貨偽造・変造罪(三)-行使の目的
234 通貨偽造の罪(その4)-外国通貨偽造・変造罪
235 通貨偽造の罪(その5)-偽造・変造通貨行使罪
236 通貨偽造の罪(その6)-偽造通貨交付罪
237 通貨偽造の罪(その7)-偽造・変造通貨収得罪。偽造・変造通貨収得後知情行使罪
238 通貨偽造の罪(その8)-通貨偽造準備罪
239 印章偽造の罪(その1)-印章・記号の意義
240 印章偽造の罪(その2)-署名の意義
241 印章偽造の罪(その3)-公印・公記号偽造罪
242 印章偽造の罪(その4)-公印・公記号不正使用罪
243 印章偽造の罪(その5)-私印偽造・不正使用罪
243の2 不正指令電磁的記録の罪
244 文書偽造の罪(その1)-文書・図画(一)-意義
245 文書偽造の罪(その2)-文書・図画(二)-複写コピーの文書性
246 文書偽造の罪(その3)-文書・図画(三)-作成名義人
247 文書偽造の罪(その4)-偽造(有形偽造)と虚偽文書作成(無形偽造)-代理権・代表権と偽造との関係
248 文書偽造の罪(その5)-偽造の態様
249 文書偽造の罪(その6)-変造
250 文書偽造の罪(その7)-行使の目的
251 文書偽造の罪(その8)-公文書偽造・変造罪(一)-公文書の意義
252 文書偽造の罪(その9)-公文書偽造・変造罪(二)-偽造(有形偽造)と変造(有形偽造適変造)
253 文書偽造の罪(その10)-公文書偽造・変造罪(三)-自動車運転免許証の改ざん
254 文書偽造の罪(その11)-公文書偽造・変造罪(四)-方法(印章・署名の活用)
255 文書偽造の罪(その12)-虚偽公文書作成罪(一)-公文書作成権限の存在
256 文書偽造の罪(その13)-虚偽公文書作成罪(二)-間接正犯としての虚偽公文書作成罪の成否
257 文書偽造の罪(その14)-公正証書原本不実記載罪(一)-公正証書の原本と不実記載
258 文書偽造の罪(その15)-電磁的公正証書原本不実記録罪(二)-電磁的公正証書の原本と不実記載
259 文書偽造の罪(その16)-公正証書原本不実記載罪(三)-虚偽申立と不実記載に関する若干の問題
260 文書偽造の罪(その17)-免状等不実記載罪-自動車運転免許証の不正取得
261 文書偽造の罪(その18)-私文書偽造・変造罪(一)-客体と行為
262 文書偽造の罪(その19)-私文書偽造・変造罪(二)-作成名義人の承諾と犯罪の成否
263 文書偽造の罪(その20)-私文書偽造・変造罪(三)-偽名・通称名を用いた交通事件原票供述書の作成
264 文書偽造の罪(その21)-私文書偽造・変造罪(四)-私文書偽造と公文書偽造との結合(印鑑証明書の偽造)
265 文書偽造の罪(その22)-虚偽診断書作成罪
266 文書偽造の罪(その23)-偽造変造文書・虚偽作成文書行使罪(一)-意義。他罪との関係
267 文書偽造の罪(その24)-偽造変造文書・虚偽作成文書行使罪(二)-行使の態様
268 文書偽造の罪(その25)-偽造・変造等・行使の罪数
269 文書偽造の罪(その26)-電磁的記録不正作出罪・不正作出電磁的記録供用罪
270 有価証券偽造の罪(その1)-有価証券(一)-意義
271 有価証券偽造の罪(その2)-有価証券(二)-有価証券と流通性。名義人実在の要否
272 有価証券偽造の罪(その3)-有価証券偽造罪(一)-偽造の意義
273 有価証券偽造の罪(その4)-有価証券偽造罪(二)-偽造の態様
274 有価証券偽造の罪(その5)-有価証券変造罪
275 有価証券偽造の罪(その6)-有価証券虚偽記入罪(一)-虚偽記入の意義
276 有価証券偽造の罪(その7)-有価証券虚偽記入罪(二)-他人名義冒用の手形・小切手の振出・裏書・引受・保証等の行為
277 有価証券偽造の罪(その8)-偽造・変造・虚偽記入有価証券の行使・交付・輸入罪
278 有価証券偽造の罪(その9)-支払用カード電磁的記録に関する罪(一)
278の2 有価証券偽造の罪(その9の2)-支払用カード電磁的記録に関する罪(二)
278の3 有価証券偽造の罪(その9の3)-支払用カード電磁的記録に関する罪(三)
第4章 道徳的秩序に対する罪
279 わいせつ等の罪(その1)-公然わいせつ罪(一)-わいせつな行為
280 わいせつ等の罪(その2)-公然わいせつ罪(二)-公然の意義
281 わいせつ等の罪(その3)-わいせつ文書等頒布等の罪(一)-構成要件
282 わいせつ等の罪(その4)-わいせつ文書等頒布等の罪(二)-共犯・罪数
283 わいせつ等の罪(その5)-わいせつ文書等頒布等の罪(三)-科学作品・芸術作品(ことに文学)とわいせつ性
284 わいせつ等の罪(その6)-わいせつ文書等頒布等の罪(四)-映画フィルムとわいせつ性
285 わいせつ等の罪(その7)-わいせつ文書等頒布等の罪(五)-故意(わいせつ性と意味の認識)
286 わいせつ等の罪(その8)-強制わいせつ・強姦罪(一)-通常の強制わいせつ
287 わいせつ等の罪(その9)-強制わいせつ・強姦罪(二)-通常の強姦
288 わいせつ等の罪(その10)-強制わいせつ・強姦罪(三)-13歳未満者に対する強制わいせつ・強姦
289 わいせつ等の罪(その11)-準強制わいせつ・準強姦罪(一)-心神喪失・抗拒不能の作出・利用
290 わいせつ等の罪(その12)-準強制わいせつ・準強姦罪(二)-偽計・威力による姦淫
291 わいせつ等の罪(その13)-強制わいせつ・強姦等未遂罪-実行の着手時期
292 わいせつ等の罪(その14)-強制わいせつ致死傷・強姦致死傷罪
293 わいせつ等の罪(その15)-強制わいせつ・強姦の告訴(一)-告訴権者。告訴の有無とその効果
294 わいせつ等の罪(その16)-強制わいせつ・強姦の告訴(二)-集団強制わいせつ・集団強姦の特例
295 わいせつ等の罪(その17)-淫行勧誘罪
296 わいせつ等の罪(その18)-重婚罪
297 賭博等の罪(その1)-単純賭博罪(一)-構成要件
298 賭博等の罪(その2)-単純賭博罪(二)-詐欺賭博との関係
299 賭博等の罪(その3)-単純賭博罪(三)-一時の娯楽に供する物を賭けた場合の違法性阻却
300 賭博等の罪(その4)-常習賭博罪
301 賭博等の罪(その5)-賭博開帳罪・博徒結合罪
302 賭博等の罪(その6)-富くじ罪
303 反宗教の罪(その1)-礼拝所不敬罪・説教等妨害罪
304 反宗教の罪(その2)-墳墓発掘罪・死体等損壊罪
305 反宗教の罪(その3)-死体遺棄罪
306 反宗教の罪(その4)-変死者密葬罪
第3編 国家的法益を害する罪
307 公務執行妨害の罪(その1)-公務執行妨害罪(一)-客体たる公務員(1)-意義
308 公務執行妨害の罪(その2)-公務執行妨害罪(二)-客体たる公務員(2)-非権力的公務員に対する公務執行妨害罪の成否
309 公務執行妨害の罪(その3)-公務執行妨害罪(三)-職務を「執行するに当たり」の意義
310 公務執行妨害の罪(その4)-公務執行妨害罪(四)-職務執行の適法性(1)-抽象的権限の存在
311 公務執行妨害の罪(その5)-公務執行妨害罪(五)-職務執行の適法性(2)-具体的権限の存在-逮捕の実質的要件
312 公務執行妨害の罪(その6)-公務執行妨害罪(六)-職務執行の適法性(3)-法律上重要な方式の遵守-逮捕の手続的要件
313 公務執行妨害の罪(その7)-公務執行妨害罪(七)-職務執行の適法性(4)-適法性の判断基準
314 公務執行妨害の罪(その8)-公務執行妨害罪(八)-職務執行の適法性(5)-逮捕のための令状によらない捜索等の場合
315 公務執行妨害の罪(その9)-公務執行妨害罪(九)-職務執行の適法性(6)-職務質問・任意同行の場合(イ)-要件
316 公務執行妨害の罪(その10)-公務執行妨害罪(一〇)-職務執行の適法性(7)-職務質問・任意同行の場合(ロ)-実力行使
317 公務執行妨害の罪(その11)-公務執行妨害罪(一一)-職務執行の適法性(8)-職務質問・任意同行の場合(ハ)-逃走する被質問者を追跡して停止を求める場合
318 公務執行妨害の罪(その12)-公務執行妨害罪(一二)-職務執行の適法性(9)-犯罪予防のための警告・制止
319 公務執行妨害の罪(その13)-公務執行妨害罪(一三)-職務執行の適法性(10)-自動車運転者に対する停止要求と職務質問、自動車検問
320 公務執行妨害の罪(その14)-公務執行妨害罪(一四)-職務執行の適法性(11)-刑務官の手錠等の使用
321 公務執行妨害の罪(その15)-公務執行妨害罪(一五)-職務執行の適法性(12)-公務執行妨害罪の故意、職務執行の適法性に関する錯誤
322 公務執行妨害の罪(その16)-公務執行妨害罪(一六)-暴行・脅迫(1)-間接暴行
323 公務執行妨害の罪(その17)-公務執行妨害罪(一七)-暴行・脅迫(2)-程度
324 公務執行妨害の罪(その18)-公務執行妨害罪(一八)-他罪との関係
325 公務執行妨害の罪(その19)-職務強要罪
326 公務執行妨害の罪(その20)-封印等破棄罪(一)-封印・差押の適法性・有効性
327 公務執行妨害の罪(その21)-封印等破棄罪(二)-行為と故意
328 公務執行妨害の罪(その22)-強制執行免脱罪(改正前)
328の2 公務執行妨害の罪(その22の2)-強制執行妨害目的財産等損壊罪等
329 公務執行妨害の罪(その23)-公契約関係競売等妨害罪
330 公務執行妨害の罪(その24)-談合罪(一)-可罰性の要件。公の競売・入札の適法性
331 公務執行妨害の罪(その25)-談合罪(二)-公正な価格を害する目的
332 公務執行妨害の罪(その26)-談合罪(三)-不正な利益を得る目的
333 公務執行妨害の罪(その27)-談合罪(四)-談合の意義
334 逃走の罪(その1)-単純逃走罪
335 逃走の罪(その2)-加重逃走罪
336 逃走の罪(その3)-被拘禁者奪取罪
337 逃走の罪(その4)-逃走幇助罪
338 逃走の罪(その5)-看守者逃走幇助罪
339 犯人蔵匿・証拠隠滅の罪(その1)-犯人蔵匿罪(一)-客体
340 犯人蔵匿・証拠隠滅の罪(その2)-犯人蔵得罪(二)-蔵匿・隠避、故意
341 犯人蔵匿・証拠隠滅の罪(その3)-証拠隠滅罪(一)-証拠の隠滅
342 犯人蔵匿・証拠隠滅の罪(その4)-証拠隠滅罪(二)-証拠の偽造・変造、偽造証拠の使用
343 犯人蔵匿・証拠隠滅の罪(その5)-自己を庇護する行為(一)-犯人または逃走者自身の蔵匿等、他人を教唆して行う自己の蔵匿・隠避
344 犯人蔵匿・証拠隠滅の罪(その6)-自己を庇護する行為(二)-被告人(被疑者)自身の証拠隠滅、他人を教唆して行う自己の刑事事件の証拠の隠滅、共犯の証拠隠滅
345 犯人蔵匿・証拠隠滅の罪(その7)-親族が犯人を庇護する行為(刑105条の特則)
346 犯人蔵匿・証拠隠滅の罪(その8)-証人威迫罪
347 偽証等の罪(その1)-偽証罪(一)-主体(法律により宣誓した証人)
348 偽証との罪(その2)-偽証罪(二)-虚偽の陳述
349 偽証等の罪(その3)-偽証の既遂。自己による刑の減免
350 偽証等の罪(その4)-偽証教唆、自己の刑事事件に関する偽証教唆
351 偽証等の罪(その5)-虚偽鑑定・虚偽通訳罪
352 偽証等の罪(その6)-虚偽告訴罪(一)-「人に刑事又は懲戒の処分を受けさせる目的」
353 偽証等の罪(その7)-虚偽告訴罪(二)-虚偽の申告
354 職権濫用の罪(その1)-公務員職権濫用罪(一)-職権の濫用
355 職権濫用の罪(その2)-公務員職権濫用罪(二)-義務のないことを行わせる、権利の行使を妨害する
356 職権濫用の罪(その3)-特別公務員職権濫用罪
357 職権濫用の罪(その4)-特別公務員暴行陵虐罪(一)-捜査機関等が犯す場合
358 職権濫用の罪(その5)-特別公務員暴行陵虐罪(二)-看守等が犯す場合
359 賄賂の罪(その1)-賄賂罪の主体
360 賄賂の罪(その2)-賄賂の意義(一)-職務との関連性(1)-職務の意義、執行権と決裁権、内部的事務分配の問題
361 賄賂の罪(その3)-賄賂の意義(二)-職務との関連性(2)-職務と密接な関係を有する行為
362 賄賂の罪(その4)-賄賂の意義(三)-職務との関連性(3)-準職務行為
363 賄賂の罪(その5)-賄賂の意義(四)-職務との関連性(4)-職務に属さない行為
364 賄賂の罪(その6)-賄賂の意義(五)-職務との関連性(5)-賄賂性の判断基準。賄賂と社交的儀礼としての贈物との関係
365 賄賂の罪(その7)-賄賂の意義(六)-賄賂の目的物
366 賄賂の罪(その8)-収賄罪の構成要件的行為(賄賂の収受・要求・約束)
367 賄賂の罪(その9)-単純収賄罪
368 賄賂の罪(その10)-受託収賄罪
369 賄賂の罪(その11)-事前収賄罪
370 賄賂の罪(その12)-事後収賄罪
371 賄賂の罪(その13)-転職後の収賄
372 賄賂の罪(その14)-第三者供賄罪
373 賄賂の罪(その15)-加重収賄罪
374 賄賂の罪(その16)-あっせん収賄罪
375 賄賂の罪(その17)-贈賄罪
376 賄賂の罪(その18)-賄賂罪と恐喝罪・詐欺罪との関係
377 賄賂の罪(その19)-賄賂の没収・追徴(一)-刑法第197条の5の通則
378 賄賂の罪(その20)-賄賂の没収・追徴(二)-刑法19条および197条の2との関係
379 賄賂の罪(その21)-賄賂の没収・追徴(三)-追徴すべき場合と追徴の価額
380 賄賂の罪(その22)-賄賂の没収・追徴(四)-包括的・不可分的に供与された職務外の適法な報酬と職上の違法な報酬の没収・追徴
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