4月号懸賞問題解答

【1】 正解=(2)。社会権は,人間たるに値する生存の確保のために,国家に対し種々施策を要求し得る権利で,生存権的基本権ともいう。憲法が国民に保障している各種基本権のうち,(1)生存権,(2)教育を受ける権利,(3)勤労権,(4)勤労者の労働基本権の4つを総称している。
【2】 正解=(1)。本条の目的が,犯罪の発生を予防して,社会公共の秩序を維持するという警察目的のためのものであるから,構成要件に該当し違法性がある行為で足り,行政警察上から見た犯罪であって,刑事未成年者,心神喪失者の行為であってもよい。
【3】 正解=(3)。侵入罪(刑法130条前段)と,要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しない不退去罪(同後段)に分かれる。未遂も処罰の対象とされるが,不退去罪については,未遂罪は考えられないとするのが通説である。
【4】 正解=(2)。勾留の要件は被疑者,被告人ともに共通であり,(1)罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由があることと,(2)住居不定,罪証隠滅のおそれ,逃亡のおそれのいずれか一つに当たることである。
【5】 正解=(1)。緊急自動車であっても,踏切を通過する場合,安全確認義務は免除されない。(2)=道路交通法第39条2項,(3)=同法第8条1項,41条1項,(4)=同法第22条1項,41条2項,(5)=同法第29条,41条1項。